病棟に配属されました。
何を準備しておけば良いですか?
病棟で長年勤務している現役看護師のもふにゃんです。
病棟看護師の必需品についてまとめていきますね。
無事に国家試験に合格。
いよいよ看護師としてデビュー。
はじめての病棟での勤務・・・
いったいどんな物が必要になるの?
と、色々心配になりますよね
本記事では、病棟で働く新人看護師さんに向けて、看護業務で使う必需品についてまとめていきます。
<この記事を読む人>
・病棟で働く新人看護師
・病棟での仕事で必要な物が知りたい人
<この記事を読むメリット>
・病棟看護師の必需品がわかる!
・看護師デビューがスムーズになる!
目次
病棟看護師の必需品 12選
1.聴診器
病棟看護師にとって聴診器は必要不可欠です。
患者さんの呼吸音や腸蠕動音の観察時や、経管栄養注入前の胃泡音の確認などなど・・・
様々な場面で必要になります。
聴診器には色々と種類があってどれを購入したらよいのか迷うと思います。
聴診器を選ぶには、5つのポイントに沿って選ぶのが良いです。
看護師のあいだで王道なのはリットマンです。
なかでも一番のおすすめは、クラシックⅢのエディションモデルです。
成人・小児両用型で、両面ともサスペンデッドダイアフラムが搭載されており、当てる強さによって、低音域の音から高音域の音まで聴取することができます。
小児面のほうのダイアフラムを外して、専用のパーツと交換すればベル面になります。
その他にもおすすめの聴診器はたくさんあります。
種類も色々あって、選び方にはポイントがあります。
聴診器の選び方に迷ったら、別記事「おすすめ聴診器の選び方【5つのポイント】」を参考にしてください。
リットマンの他にも、ケンツメディコやADC、ウェルチアレンなど、聴診器のブランド別におすすめランキング順で紹介してあります。
色々な聴診器を見すぎて、結局どれを買えばよいのか分からなくなってしまった場合には、別記事「【2選】迷ったらこれ!看護学生・新人看護師におすすめの聴診器」をのぞいてみてください。
この記事では、おすすめの聴診器の中から、さらに厳選して、たった2つだけ紹介しました。
聴診器を購入してから後悔したくない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.秒針付き時計
時計は必ず秒針付きのものにしましょう。
点滴の滴下数を合わせたりする時や、呼吸数や脈拍数などのバイタルサイン測定をする時などに、秒針が必要になります。
でもこれは、看護学生の頃から言われていることですよね。
実習でも使っていたので、みなさん必ず持っているはず。
今まで使っていた時計で十分です。
でも、気持ちを切り替えるという意味で新しい時計に変えるのも良いと思います。
おすすめは、こんな感じの時計です。
クリップでポケットにつけられるので落とさずに済みます。
点滴を合わせるときなど、時計が目の前に必要な時にもさっと外せます。
夜勤の時には光って見やすくて良いですね。
ディズニーのチェーン付きナースウォッチもあります。
かわいすぎますね(*´ω`*)
➡ディズニーナースウォッチ
腕時計の場合には、患者さんを傷つける恐れがあるので注意が必要です。
患者さんの体を抱きかかえたり、車いすへの移乗介助の時には、腕時計をしたままだと、患者さんの体に当たって痛いです。
あとは、看護師はとにかくよく手を洗うので、その時にも腕時計を外すことになります。
腕の方までしっかりと洗わなければならないから、外す必要があります。
腕時計を選ぶときには、さっとはずせて、さっとつけられるタイプのものを選びましょう。
こんなかんじで、じゃばら式のベルトが伸びるタイプだとつけ外ししやすくてとても使い勝手が良いです。
じゃばら式腕時計
病院によっては腕時計禁止のところもあるので注意しましょう。
ナースウォッチには色々な種類があって、どれを選んだらよいのか迷いますよね。
ナースリーさんのナースウォッチの選び方を参考にしてみて下さいね。
➡➡ナースウォッチの選び方はこちら
3.3色ボールペン
私は長年病棟看護師をしていますが、入職してから今まで、ずっと3色ボールペンを使っています。
主に黒でメモをとり、赤は超重要、絶対忘れてはいけないこと、青は要確認、要注意なこと、などというように使い分けをしています。
看護業務をしているうちに、自分の中のメモの取り方がパターン化されていきます。
黒一色でメモしている同僚をほとんど見たことがありません。
沢山メモを取るのでボールペンの減りも早いです。色によって減りの速さがちがうので、それぞれ入れ替えのできる替え芯タイプのボールペンが長く使えて安心です。
それと、重要なのは、しっかりとボールペンに名前を書いておく、ということです。
買ったばかりのはずのボールペンがどこかに行ってしまい、知らないうちに同僚が使っている、なんてことは良くあることです。
ナースステーション内のペンはテーブルの上に置いてあったら誰かに使われてしまうのが宿命。
どの看護師たちもみんな似たようなボールペンを使っているのです。
だから必ず名前を書いておきます。
そうすることで、「あ、これもふにゃんさんのペンだわ」と自分の元に帰ってきます。
私のお気に入りは三菱のジェットストリームシリーズです。
入職したころからず~っとジェットストリームの3色ボールペンを愛用しています。
なくさない限り外側のフレームはほぼ壊れることがないので、替芯をいつでも交換できるように大量にまとめ買いしてストックしています。
➡こんなに素敵なカラーのものもあります。
➡ディズニー柄もあってかわいすぎる(*´ω`*)
色々なカラーやデザインがそろっているのがジェットストリームの魅力です。
この替芯セットの組み合わせ方はまさにドンピシャ!
黒>赤>青の使用頻度なので、この組み合わせ方はナイスです!
4.油性マジックペン
看護業務の中では、黒の油性のペンで書く必要がある場面も意外と多いです。
例えば・・・・
・患者さんの体にマーキングをさせていただく時
・貼付するタイプの薬や湿布を貼り替えた時に、日付や時間を記載する時
・褥瘡や創傷の処置に貼付した被覆材に、日付を記載する時
・患者さんのコップなどの物品に記名をする時
などなど・・・
油性マジックペンが必要になる場面は意外と多いので、ポケットに1本入れておくと良いです。
キャップをなくしたりすると面倒なので、ノック式タイプの物がおすすめです!
5.バインダー
電子カルテ化をされている病院であったとしても、パソコン内ですべて済まれられるわけではありません。
複数の患者さんを担当するので、それぞれの患者さんの情報を収集し、疾患のことや留意点、申し送られたこと、点滴や検査やリハビリ、時間処置など、さまざまな情報を紙にメモしタイムスケジュールを組んで行動します。
業務の間、タイムスケジュールを書き込んだワークシートを持ち歩き、施行したものにはチェックを入れながら漏れがないように行動していく必要があります。
その用紙には患者さんの個人情報がびっしりと書き込まれるわけですから、絶対に落としたりなくしたりしたらダメです。
なので、かならずバインダーにはさむようにしましょう。
2つ折りタイプのバインダーなら、パタンととじればメモが隠れるので安心です。
2つ折りタイプのものはカバーのところがポケットになっているので、事前学習してきたプリント類などが入れられて便利ですよ。
2つ折りではなく普通のバインダーでもOKですが、置いたときにメモ内容が丸見えなので注意が必要です。
どこかに置いたりする時には、かならず裏返して置くようにしましょう。
色は何でもOK。
自分の使いやすいタイプのものを選びましょう。
6.印鑑
印鑑は看護業務の必須アイテムです。
看護業務をしていると、いろいろな場面でハンコを押すことが必要です。
私が普段よく使用している場面は
- 入院関連書類や同意書などを作成した時に看護師の欄に自分の名前を書いて押印する
- 時間外勤務をした時に専用の書類に記入して押印する
- 有給休暇をもらう時に書類に記入して押印する
- 救急カートの物品がそろっているかチェック終了時に、確認済みましたよ、というサインのために押印する。
- 内服薬を準備したり配薬したりした時、自分がやりましたよ、という意味で押印する。
- 書類など記載していて記入ミスした時に訂正印を押す。
などなど・・・
こんな色々な場面で印鑑が必要になります。
病院によって使用する頻度が違うかもしれませんが、必ず使う場面があるはずです。
訂正のときだけでなく、小さい印があると便利なので、ツインタイプのものがどんな場面でも対応できてとても便利です。
私が入職してからずっと愛用しているのは、シャチハタのネームエルツインです。
シャチハタネームエルツイン
他の物に換えてみたことありますが、他の印鑑にしたところ、インク漏れがあったりして白衣を汚したりするトラブルがありました。
また、プラスチックの素材だとキャップが割れて壊れてしまいやすいようで、そんな同僚を今までに何人も見ています。
でもこのネームエルツインなら、長年使い続けていてもそんなトラブルはありません。
だから結局この印鑑を使い続けています。
ちょっとお値段は高いですが、ずっと長持ちするので買い直す必要がないので長い目でみると必ず元がとれます。
何より使いやすい!
絶対的な自信のもと、このネームエルツインをおすすめします!!
たくさんかわいい色がありすぎて、どれにしようか迷っちゃいますよね(*´ω`*)
<シャチハタネームエルツインを長く愛用するためのコツ>
その1:姓だけでなく名前の一文字も小さく入れておくと良い。
他のスタッフと名字がかぶる場合が結構あります。
初めに配属された部署では同じ姓の人がいなかったとしても、数年後に異動になり同じ姓の人がいることは良くあるパターンです。
名字だけで印鑑を作ってしまうと、手書きで名前の一文字を書き足したりする必要が出てきて、その都度とても面倒です。
だから、絶対かぶらないよという変わった名字でないかぎり、名前の1文字を小さく入れて作ってもらった方が良いです。
購入時に指定できます。
例えば、山田花子さんなら、「山田」の下に小さい字で「花」と入れてもらえます。
ひらがなが良ければ、「山田」の下に小さい字で「は」とつけることもできます。
購入時に、忘れずに指定するようにしましょう。
その2:小さい方の印のフタだけ後から買うことも可能。
この印鑑を使っていると、小さい方の印のフタをなくしたり、落として破損させることがあります。
私は今までに3回くらい、小さい方のキャップをなくしたり落として破損させたりしています。
その場合には、フタだけ買うことが可能なのでとても便利。
その3:インクがカートリッジ方式で交換可能。
何度も何度も押していると、インク切れになるのは必然。
そんな時、応急処置としては補充インクを垂らす、という方法もありますがすぐにつかなくなります。
シャチハタネームエルツインはカートリッジ交換が出来るタイプなので、カートリッジごと交換してしまえば簡単です。
➡大きい方(9mm)の印のインク
➡小さい方(6mm)の印のインク
このシャチハタネームエルツインは、小さいフタとインクを交換し続ければ、あとは壊れることがほぼないので、ず~っとず~っと使い続けることができますよ。
7.ハサミ
ハサミもナースの必須アイテムです。
私も業務中、いつもポケットに入れて持ち歩いています。
例えば・・・
- 褥瘡や創傷の処置時に使用するテープやフィルム、被覆材などのカットがしたい。
- 包帯を巻いて途中で切りたい。
- 点滴の針の刺入部の固定のためのテープを切りたい。
- ストマ交換時に面板のカットをしたい。
などなど・・・
様々な場面でハサミが必要です。
ハサミは使う場面が多いけれど、患者さんのところに置き忘れたり、なくしたりしたら絶対にだめなものの一つです。
認知症の患者さんのところにハサミを置き忘れてしまったら・・・その後、どんな危険なことが起こるか考えただけでも怖いです。
だから、絶対になくしてはいけません。
取り扱いには十分に注意しましょう。
なくしたり落としたりしないための工夫として、クリップがついているハサミがあります。
私はこの、伸びるタイプのクリップがついているハサミをずっと愛用しています。
刃の先端には保護のためのプラスティックがついており、安全に作られています。
8.メモ帳
メモ帳は必須アイテムです。
看護業務の中ではとっさにメモをとらなくてはならない場面が沢山あります。
例えば・・・
・医者から口頭指示を受けた内容をメモする
・電話対応をして、電話の内容を忘れないようにメモする
・患者さんから何か頼まれごとをした時にメモする
・先輩から指導されたことをメモする
・褥瘡や創傷、ストマのサイズを計った時の数値をメモしておく
などなど・・・
数えたらきりがないほどメモを取る場面は多いです。
学生の頃からさんざん注意されていたと思いますが、メモ帳を落としたり紛失したら個人情報漏洩につながるので、取り扱いには注意が必要です。
紙がバラバラになってしまわないように、ノートタイプになっているメモ帳が良いです。
あとは、ちょっとしたメモを取る時にはこんなものもあります。
手首にくるっと巻き付けて使う、書いて消せるウェアラブルメモ。
メモの内容が患者さんから見えてしまうので、個人情報を書き込むことはできませんが、とっさにメモをとる必要がある時には、わざわざノートを取り出さずに済むので重宝します。
書いたら消しゴムで消えるので、繰り返し使えます。
9.定規つきスケール
定規は褥瘡や創傷のサイズを測ったりする時に必要になります。
使う時に病棟用のものを借りれば良いですが、自分用を持っていると便利です。
看護師用の便利グッズとして、意識レベルのスケールに定規のメモリがついているものがあり一石二鳥です。
10.タイマー付き計算機
タイマーはいろいろな場面で使います。
看護業務では同時進行で複数のことをこなさなくてはならないので、時間の管理は必須。
そんな時、様々な場面で役立つのはタイマーです。
私も日常の看護業務の中でタイマーを活用しています。
計算機は特に点滴の滴下速度の計算に使います。
電卓付きタイマーは、タイマー機能も計算機能もこなしてくれる優れもの。
点滴の自動計算もできちゃいます。
点滴合わせに慣れない新人のうちは、とにかく点滴合わせに時間がかかりがちなので、持っていると安心です。
11.輸液ゲージ
計算機に入力するのは少し手間がかかりますが、一瞬で滴下数がぱっと分かってしまうすぐれものもあります。
それがこの輸液ゲージです。
窓のところをくるっと回して合わせるだけで、一瞬で分かります。
急いでいるときにとても重宝。
普段ありがちな指示なら頭に入っていますが、たまにイレギュラーな指示が出たりすることもあるので、そんな時にはこれを使うと一瞬でわかるのでまさに神アイテムです。
私はこれを常にポケットに入れて持ち歩いています。
多機能輸液ゲージなら、定規と意識レベルのスケールがついているので9番目に紹介した定規付きスケールの機能も兼ねそろえています!!
絶対に役立つことをお約束します!
スケールや定規がついていないシンプルなタイプの輸液ゲージはお値段も手ごろで購入しやすいです。
12.ナースシューズ
学生の時に使っていたシューズがまだキレイなら、最初のうちはそれを使用しても大丈夫です。
病院から支給してくれる場所もあります。
私の病院は自分で準備する必要があるので、自分で買っています。
感染対策から、自分の家に持って帰って洗う、ということをしたことはありません。
汚れてきたりしてそろそろ替え時かな・・・となったら、新しいものを買ってきて、今まで履いていたのはそのままゴミ箱行きにしています。
看護業務はとにかく歩き回ります。
忙しい病院だと座る時間なんてないほど動き回ります。
だからおしゃれなデザインから選ぶというよりは、履き心地や疲れにくさで選んだ方が良いです。
色々なデザインのものがありますが、足の先からかかとまでしっかりと守ってくれるタイプの普通のシューズ型が良いです。
もしも足元に針など鋭利なものを落としてしまった時、つま先が出ているとケガをするし感染にもつながります。
何か踏んでしまった時に、かかとが出ていると、けがや感染につながります。
だからつま先もかかともしっかり覆われているタイプのシューズを選ぶようにしましょう。
色は病院の規則で特に決まっていない場合もあるかもしれませんが、白いシューズが清潔感があるし、万が一患者さんの血液などが付着してしまったらすぐに気づけるし、いちばん無難な色です。
➡➡アシックスナースウォーカー
➡➡定番2WAYナースシューズ
持っていると便利なもの
1.ペンライト
ペンライトは病棟用の物が置いてあることが多いかと思いますが、病棟の定数が決まっているので数に限りがあります。
他のスタッフも使用するので、看護業務中ずっと持ち歩くわけにいきません。
先輩ナースが使っていたら、「ちょっと貸して下さい」と言いにくいですよね(;´∀`)
だから、自分用のペンライトを持っていると安心です。
病棟用のものを使うとしたら、使う時に取りに行って、使い終わったらすぐに定位置に戻す、という動作が必要になります。
忙しい看護業務の中で、これはかなり面倒に感じると思います。
時間の短縮・仕事の効率化のためにも、自分用を携帯することをおすすめします。
私は患者さんの瞳孔の観察をする時や、口腔内を照らして観察する時に使っています。
瞳孔の大きさがプリントされているタイプのペンライトなら、患者さんの瞳孔の大きさがどのくらいかが分かりやすいのでお勧めです。
亡くなられた患者様の死亡確認の場面で、医師に貸すこともあります。
急に必要な時も、ポケットから取り出せれば安心です。
2.ケース
病棟看護師は常にいろいろな物品をポケットに入れて持ち歩きます。
全部がポケットの中でばらばらしてしまうのはとても気になるし、白衣を交換する時にはひとつひとつ全て取り出して新しい白衣に入れる、という作業が必要になるので大変です。
だから私は、物品がすっきりまとめられるようにケースを使っています。
同僚たちも使っている人がほとんどです。
かわいいデザインのものが沢山あるので、自分の好みに合わせたものを選びましょう。
それだけでも気分がとてもあがります。
➡➡小物がたっぷり入る柔らかペンケース
3.懐中電灯・ライト
夜勤が始まったら、懐中電灯やライトが必要になります。
病棟用の物がおいてあると思いますが、夜勤スタッフの人数分の懐中電灯がそろっていない場合があります。
消灯後の病室や廊下は暗いです。
夜間の患者さんの様子を見に行くラウンドの時や、点滴を交換する時、膀胱留置カテーテル、ドレーン、排液バッグなどなど、夜間も観察しなければならないことが沢山あります。
ナースコール対応や患者さんの排泄介助の際にも使います。
懐中電灯やライトは夜勤をする看護師の必須アイテムです。
クリップ式でポケットに着けられるものや、首からかけるタイプなら、両手が使えてとても便利です。
ポケットサイズの小さいライトもコンパクトでとても使いやすいです。
4.看護医学電子辞書
病棟に配属になった新人看護師が直面するのは、知識の足りなさ。
あなたが配属された病棟はどこでしょうか?
内科、外科、泌尿器科、整形外科・・・
それぞれ専門分野ならではの疾患については、入職前からさんざん勉強させられ、入職してからも勉強の毎日です。
でも、患者さんが抱えているのはひとつの病気だけではありません。
糖尿病に慢性腎不全、慢性心不全、既往に脳梗塞があったり・・・
本当に複雑なのです。
そんないくつもの疾患を抱えた患者さんが次々に入院してきます。
学生の頃のように、次の日までに調べればいいや、じゃ済みません。
先輩からは容赦なく、入院患者の担当をするように言われるでしょう。
患者さんも待ってはくれません。
でも、患者さんはいくつもの疾患を複雑に抱えています。
あなたは何を観察しますか?
主疾患だけ見れば良いでしょうか?
そうではないですよね・・・
でも、よく分からない疾患の観察ができるでしょうか?
分からないといって、先輩にひとつひとつ聞ける状況でしょうか?
答えは・・・NOですよね(*´Д`)
調べなくちゃ、と思っても手元にあるのは専門分野の疾患の資料ばかり。
さてどうしよう・・・
もちろん手元にスマホなんてありません( ;∀;)
そんなピンチを救ってくれるのが、医学書院の看護医学電子辞書なんです。
疾患の症状について調べれば、とりあえずは観察項目がわかります。
だから、とりあえず急場しのぎが出来ます。
電子辞書には詳しいことまでは載っていないので、とりあえずのピンチの場面で使うようにして、あとは家に帰ってからしっかりと勉強する。
新人時代の私は、こうやって、毎日をなんとか切り抜けていきました。
医師カルテは略語だらけだし、検査データや薬のことなどもその場で調べたいことが山ほどあります。
1分1秒も無駄にできないほどの忙しさの中、分からないことを調べながら看護業務をこなしていく日々です(*´Д`)
何度この辞書に助けられたことか・・・
この辞書がなかったら、私はあのつらい新人時代を乗り切ることはできませんでした。
そのくらい、私にとってはまさに救世主だったんです。
値段がとにかく高いのが悩みどころですが、それでも1回目のボーナスでチャラに出来ると思えば、先行投資ができます。
手元に置いて損はないですよ。
必ずあなたをピンチから救ってくれるはず!
➡➡最新版2022年3月14日発売【看護医学電子辞書16】
病棟勤務の新人看護師の必需品まとめ
さいごにまとめです。
<必需品12選>
病棟に勤務する新人看護師に必要なものは以下の12アイテム!
- 聴診器
- 秒針付き時計
- 3色ボールペン
- 油性マジックペン
- バインダー
- 印鑑
- ハサミ
- メモ帳
- 定規付きスケール
- タイマー付き計算機
- 輸液ゲージ
- ナースシューズ
<持っていると便利なもの>
- ペンライト
- ケース
- 懐中電灯・ライト
- 看護医学電子辞書
以上、病棟に勤務する新人看護師の必需品についてまとめてみました。
本記事があなたのお役に立てますように。
新人時代は本当に大変ですが、便利なアイテムを活用しながら、何とか乗り越えていきましょう。
応援しています!
最後まで読んで下さりありがとうございました(*´ω`*)