看護学校入学まで

【6つのステップ】主婦が看護学校へ入学する方法~体験談あり~

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ナースになりたい主婦のA子さん
ナースになりたい主婦のA子さん
看護師になりたいけれど、看護学校に入るには、何から始めれば良いですか?
何をどうやって準備すればよいか分かりません。
もふにゃん
もふにゃん

主婦から看護師になった現役ナースのもふにゃんです。
体験談をもとに、主婦が看護学校に入学するまでのステップをまとめて行きますね。

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看護師になりたい!よし、看護学校に入ろう!
と、思ったのはいいけれど、新しい分野への挑戦は、知らないことばかり・・・
何から始めれば良いのか分からないことだらけですよね。

私も主婦から看護師になった経験があるので、あなたのその気持ちはよく分かります。
ここでは主婦が看護学校に入学するまでのステップについて、私の体験談を入れながらまとめて行きます。

この記事を読むことで、主婦ならではの看護学校入学までのステップを知ることが出来ます。

本記事を読むメリット

  • 主婦が看護学校に入学するまでのステップがわかる。
  • 主婦から看護師になった体験談によってイメージがわきやすい。

STEP1.看護学校についての情報収集をする

主婦という立場で学校を選ぶのは、独身の頃とはまるで違います。

独身の頃ならば・・・

・大学のほうが就職してから優遇されそうだから、4年制の大学にしようかな。
・やっぱり有名な学校に憧れるよな。
・ここの学校の校風とか雰囲気が気に入ったからここにしようかな。

などなど・・・すべてが自分中心として自分の軸で選択が可能でした。

でも、主婦には当然ながら家庭があります(*´Д`)

まずは自宅から通える範囲に看護師養成所があるかリサーチしてください。

家のことをやりながら、1時間以上通学にかかってしまうところに通い続けるのは現実的に厳しいです。

なるべく近くの学校を探してみることをおすすめします。

看護学校(大学・短大・専門学校)は下記のリンクから検索することが出来ます。

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STEP2.志望する看護学校を決める

さて、自宅から近い場所にある看護学校のリサーチが終わったら、自分が志望したい学校をしぼりましょう。

自分中心ではなく、ご家族のことも含めた主婦目線で志望校を選択しましょう。

主婦の学校選びではずせないポイント5つ

  • 1.自宅からできる限り距離が近いこと
  • 2.臨地実習について調べること。最も遠い実習施設はどこ?そこへ行く手段は?
  • 3.長期の宿泊研修はないか調べておくこと。
  • 4.学費がかかりすぎない学校にすること。
  • 5.なるべく入学試験で社会人推薦枠がある学校にすること。

上記5つのポイントについては別記事「子育てしながら看護師になりたい!看護学校選びの5つのポイント」でくわしく解説していますので参考にしてください。

子育てしながら看護師になりたい!看護学校選びの5つのポイント子育てしながら看護学校に通った私の体験をもとに、体験者にしか分からない視点での看護学校の選び方をまとめました。子持ちママが看護学校を選ぶ時、絶対に外せないチェックすべきポイントがあります。参考にしてください。...

STEP3.家族に思いを打ち明ける。協力体制を確認する。

今後のプランを明確にしてから思いを打ち明ける

リサーチが済み、いよいよ自分が行きたい看護学校が決まったら、ご主人やお子さん、ご両親へ自分の思いを打ち明けましょう。

リサーチする前に相談したほうが良いのでは?と思うかもしれませんが、それだと漠然としすぎていて、きちんとした話し合いが出来ず、ご家族も判断に困ってしまいます。

しっかり下調べをしなければ、自分でさえ漠然としたことしか分からないので、未来の生活がどうなるのか想像が出来ません。

志望校を絞り、その志望校の試験はいつか、もしも入学出来たらどのような生活になりそうか、学費はいくらかかるのか、家のことと両立できそうか、などなど・・・自分の中のプランを明確にしてからご主人やご家族に打ち明けるようにしましょう。

私の場合、主人は突然のことでびっくりしていましたが、私の思いや考えを話すと理解してくれ、賛成してくれました。

その後、義父母と実父母に伝えました。やはりびっくりしていましたが、挑戦してみたら良いのではと、賛成してくれました。

ちなみに私はこの時、入籍したばかりの新婚でした。

嫁がいきなり何を言う?と主人も義父母もとても驚いたのではないかと思います。

反対されても仕方がないところでしたが、賛成してくれ応援してくれたことは、今でも本当に感謝しています。

入学を決意する前に絶対にはずせない確認すべきこと

あなたが看護学校への入学を決意する前に、絶対に確認しておかなければならないのは、子どもの預け先をどうするのか、ということです。

あなたのお子さんがまだ小さくて、今まであなたが家で見ていた場合・・・

あなたが学校に行く間、誰かに代わりに見てもらう必要が出てきます。

誰が子どもの面倒をみるのか、をみんなで話し合っておくことが前提です。

あなたの実父母や義父母が常に見てくれるというのであれば、とても幸せですよね。

しかし、今の時代、父母たちもみんな仕事をしていて、常に面倒見るわけにいかないという場合の方が多いかもしれませんね。

そういう場合には、未就学児であれば保育所、小学生であれば学童保育などを利用しなければならなくなります。

もしも、あなたの実父母や義父母が遠方に住んでいたりして、身近に頼れる人が全くおらず、あなただけが子どもの面倒を見られるという環境にいる場合には、お子さんが小さいうちは、看護学校に通い続けるのは正直難しいかもしれません。

なぜなら、もしも保育所や学童保育を利用できたとしても、子どもの急病の時に、あなた以外に誰も対応できる人がいないと、現実的に無理だからです。

保育所や学童保育などの集団生活では、必ず感染症をもらって来ます。

インフルエンザや溶連菌感染症、胃腸炎などなど・・・

特に小さい時には何度も感染症をもらって来ます。

感染症に罹患した場合には、その感染症で指定されている出席停止期間は、当然保育所や学童保育も欠席しなければなりません。

それ以外にも、お子さんが突然熱を出したり、腹痛を訴えたりなど、体調を崩すことがあるかと思います。

熱がある場合には、保育所や学童保育で預かってもらえません。

朝、熱がなかったとしても、途中で発熱したりすると、迎えに来て下さいという連絡が来たりもします。

看護学校では教科ごとに単位が決まっていて、出席日数が足りていないと単位をもらうことが出来ません。

単位をもらえないと、進級できません。

感染症に罹患してしまったら、数日間休ませなければならないことになり、その都度学校を休んでいたら、絶対に単位は足りなくなります。

また、学年が上がるにつれ、病院での臨地実習が増えますが、実習を1日でも休んでしまうと実習の進行に影響が出てしまいます。

ですから、もしも看護学校に通うのであれば、理由はどうであれ、「看護学校は欠席できない、自分は対応できない」というふうに考えておいた方が良いです。

このため、身近に手助けをしてくれる人が必須です。

私の場合、主人と娘の3人暮らしでした。

しかし、主人の実家と私の実家は、幸い同じ市内にありました。

主人と義父母、実父母は全員仕事をしていましたが、子どもの急病の時には、私以外の5人の誰かが仕事を休んでなんとか娘の面倒を見てくれていました。

あなたのまわりに頼れる人はいますか?

もしもまわりに頼れる人がいて、かつ保育所や学童保育を利用する場合には、募集事項などについてよく調べて下さい。

お住いの市町村の窓口で詳しく教えてもらえると思います。

もしも全くいない場合には、残念ではありますが、お子さんが大きくなって子育てがひと段落するまで、看護学校への入学は先送りにした方が良いと思います。

今の自分の状況では無理・・・とがっかりしてしまったあなた

大丈夫、看護師を目指すのに年齢制限はありません

だからまずは学校の情報を集めることに専念しましょう。

どんな学校が近くにあって、受験できるのはいつなのか、どのような試験が出るのか、ゆっくりリサーチしたり、プランを練りましょう。

実際に私の看護学校の同級生で、50歳代で卒業して看護師になった人がいます。

今はだんだんと子育てママをサポートする病児保育の仕組みやベビーシッターサービスも充実してきています。

だからあきらめないで、まずは今、自分にできることからやってみましょう。

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資料請求は無料ですので、悩むよりもまず、夢への小さな第一歩を踏み出してみましょう(*´▽`*)

STEP4.受験勉強を頑張る

さてさて、みんなが賛成してくれて、協力体制が得られたら、あとは受験に向けて頑張るのみです。

私の志望校にはちゃんと社会人推薦枠がありました。

しかし、看護師になりたいと思い立ったのが遅かったため、願書を出す時には既に社会人推薦枠の出願期間は締め切られてしまっていました(*´Д`)

これは一大事・・・・

一般試験を受けなくてはなりません・・・

一般試験では、1日目が国語・英語の学科試験で、2日目が小論文と面接でした。

急いで参考書や問題集を購入し、久しぶりに国語・英語の勉強をしました。

昔はあんなに嫌いだった勉強ですが、久しぶりにやってみると結構おもしろい!

とにかく毎日受験勉強を頑張りました。

小論文は参考書に出やすいテーマがまとめられていたので、それを参考にしたり、ネットで情報収集をしたりしました。

運よく、志望校の入学試験を数年前に受験した知人がいたので、その知人に、試験はどのような形式だったか?マークシートだったのか、記述式だったのか?難易度はどうだったか?とか、小論文のテーマはなんだった?などの情報を教えてもらいました。

ちなみに私が受験した本番での小論文のテーマは「なぜ看護師を目指すのか?」でした。

出やすいテーマについては対策済みでした。

このテーマが来たらこういうことを書こう、とまとめていました。

試験当日に出題されたテーマは想定内だったので、本番でも焦ることなくすらすら書き進めることが出来ました。

面接の対策については、あらかじめ聞かれそうなことについて書き出し、それに対して何と答えるかまとめておきました。

私が独学で看護学校を一発合格した勉強方法については、別記事「【独学可能】主婦・社会人が看護学校に合格するための受験勉強の方法」にくわしくまとめてあります。

看護学校の受験勉強の方法
【独学可能】主婦・社会人が看護学校に合格するための受験勉強の方法独学で一発合格した現役看護師が、看護専門学校の受験勉強の方法について解説しています。社会人や主婦から看護学校を受験したい人は必見です。...

必ずあなたのお役に立てるはずなので、ぜひのぞいてみて下さい。

STEP5.願書提出・入学試験

願書提出のための準備

志望校の学校案内・願書を取り寄せましょう。

学校のホームページから資料請求出来るようになっている学校がほとんどです。

また、下記のリンクからも願書が直接請求できるのでとても便利ですよ。

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願書を提出するにあたり、必要書類がいくつかあります。

私が受験した学校で必要だったものは以下の4つでした。

  • 1.入学願書・受験票
    学校所定の用紙を使用し、3ヶ月以内に撮影した4.5cm×5cmの写真を貼付する。
    受験票に自分のあて先、氏名を記入し切手を貼る。
  • 2.最終学校調査書
    高等学校、専門学校の場合は、高等学校調査書。
    大学、短期大学の場合は成績証明書。
  • 3.受験料 (金融機関へ振り込む)
  • 4.受験料納入書 受験料を納入した証明となる書類。学校所定の用紙を使用。

やっかいなのは、最終学校の成績証明書を提出する必要がある場合です。

大学や短期大学を卒業してから社会人経験を何年間か経験し、結婚・・・みなさん、そんな人生を送ってきた方もいると思います。

久しぶりすぎて焦りますよね・・・・

学校によっては、インターネットで手続きが出来るようになっているところもあります。

まずは、母校のホームページをチェックしてみて下さい。

証明書発行についてのお知らせがあると思います。

ない場合には、事務課に電話して送付依頼しましょう。

私の場合、某大学を卒業してから5年ほど経っていました。

当時はホームページ経由での証明書発行のシステムがなかったので、直接電話して連絡しました。

あまりに久しぶりすぎて緊張です(´゚д゚`)

数日後に所定の用紙が送られてきて、それに記載をして、運転免許証などの身分証明書のコピーと手数料を添え、現金書留で送付しました。

結婚で姓が変わっている場合には、戸籍謄本なども必要になる場合もあります。

学校から言われたとおりに書類を準備すれば大丈夫です。

数日後、学校から無事に成績証明書が送られてきました。

何日かかかるので、願書の提出に間に合うよう、余裕をもって請求するようにしてくださいね。

4年制大学を卒業した場合には、看護学校に入学してから、英語や体育などの基礎授業の履修が免除される学校もあります。

もふにゃんも、英語Ⅰと体育の授業の履修が免除されました。

この履修免除の申請の際に、大学の成績証明書が必要になったりするので、証明書をもらう場合には余分にもらっておいたほうが良いですよ。

願書の提出について

  • 1.直接持参
  • 2.郵送
  • 3.インターネット出願

などの願書の提出方法がありますが、学校により違います。

ホームページや募集要項でしっかりとチェックしてくださいね。

願書出願の期限には特に注意してください。

うっかりして期限に間に合わなかった・・・なんてことにならないようにしてくださいね。

私の場合は、郵便書留で送付しましたよ。

数日後に受験票が送られてきました。

入学試験について

推薦枠と一般入試枠の2つに分けて受験が行われる学校が多いです。

推薦枠の試験を10月~11月頃に行い、一般入試枠の試験を12月~1月頃に実施する学校が一般的な日程です。

社会人推薦枠は一般試験より先に行われる学校がほとんどなので、私のように間に合わなくならないよう、注意してください。

受験科目は学校により違いますが、

社会人推薦入試枠は、一般教養試験+小論文+面接など

一般入試枠は、国語や英語、数学の学科試験+小論文+面接など

です。募集要項をしっかりチェックしてくださいね。

学科試験については、マークシートなどの選択式の形式であったり、穴埋めや記述などの形式であったりと学校により様々です。

自分の志望校の在校生や卒業生など、周りに誰かいませんか?

直接的な知人ではなくても、知人の知人・・・などなど、意外とつながりがあるかもしれません。

体験者に、どのような試験だったかを聞くのが一番の情報源かと思います。

私も知人に聞いたことで、テストの形式や難易度などが知ることができ、不安が少し和らいだのを覚えています。

入学試験当日の服装

とにかく清潔感があるように、身だしなみを整えましょう

  • 服装=スーツ。しわがないように。
  • 髪形=自然な髪色。長い髪はまとめる。
  • 靴の先まできれいに。
  • 爪も清潔に。マニキュアはダメ。
  • ピアスも外しておきましょう

社会人経験者はスーツが一番無難です。

当日、まわりを見回すと、社会人受験者の人はみんなスーツを着ていたと思います。

看護学生には清潔感が必要です。受験生にも清潔感が求められているので、服装だけでなく髪形などの清潔感も大切にしてくださいね。

髪の色には注意が必要です。

明るくなりすぎている場合には、自然な色合いの髪色に戻しておきましょう。

長い髪は一つに結んだほうが無難です。

靴も汚れていないかチェックしてくださいね。

爪のチェックもしっかりと。マニキュアは落としておきましょう。

ピアスも外したほうが良いです。

清潔感は、看護学生になってからもずっと言われ続けることです。

看護学校の教員は常に清潔感のある身だしなみであるか、学生のチェックをしています。

いよいよ試験本番・・・

今まで勉強してきたことをすべて発揮して頑張ってください!!

私も久しぶりの試験の雰囲気にやはり緊張しまくりました。

でも、とにかく焦らずに自信を持つんだ!大丈夫だ!と、自己暗示をかけながら、なんとか頑張りました。

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STEP6.合格発表・入学手続き

いよいよ合格発表です

入学試験後、学校によって違いますが、おおむね5日~7日後くらいに合格発表があります。

学校の玄関や掲示板に掲示する+ホームページに掲載する

この形式の学校がほとんどだと思われます。

私は合格発表当日に、学校の掲示板に自分の受験番号が載っているか確認しに行きました。

合格していたら、そのまま入学のために必要な書類をもらう必要があるからです。

結果は・・・無事に合格!!!

受付に自分の受験票を見せて、入学許可書と入学に必要な書類一式をもらって帰りました。

合格発表から数日以内に、入学金納入の期限があるので注意してください。

金融機関で入学金を納入し、その証明書を後で学校に提出しました。

入学式よりも前に、教科書販売、実習着の採寸の日がありました。

この教科書代と実習着代がかなりかかりました(;^ω^)

以上が看護学校入学までのステップです。

本記事のまとめです。

主婦が看護学校に入学するまでの6つのステップまとめ

  • STEP1:看護学校についての情報収集をする
    通える範囲の看護学校を調べる
  • STEP2:志望する看護学校を決める
    5つのポイントに沿ってより細かい情報収集をしながら志望校を決定する
  • STEP3:家族に思いを打ち明ける
    今後のプランを明確にしてから打ち明ける。
    お子さんの預け先は?急病時の対応は?協力体制について確認しておく。
  • STEP4:受験勉強を頑張る
    ひたすら勉強を頑張ろう!小論文や面接の対策も忘れずに。
  • STEP5:願書提出・入学試験
    募集要項をしっかりチェックして願書を出そう。
    入学試験頑張ろう!!当日の身だしなみにも気をつけて。
  • STEP6:合格発表・入学手続き
    祝・合格!!
    入学金の納入期限に注意して。

以上、私の体験をもとに、6つのステップでまとめました。

もしも今すぐに看護学校に通えない状況のあなた・・・大丈夫です。

看護師を目指すのに年齢制限はありません。

実際に、私の同級生に50歳代で卒業して看護師になった人もいましたよ。

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主婦から看護師になりたいあなたを応援しています!

本記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。